人間禅道場

〒272-0827
千葉県市川市国府台6-1-16
TEL 047-373-7572
●北総線矢切駅徒歩5分
メインメニュー
ブログ
検索
このページをシェア!
ここでブックマーク: Twitter ここでブックマーク: Facebook ここでブックマーク: Yahoo ここでブックマーク: Google
トップ  >  もうすぐ桜の花々が・・・眩しさに襟を正す 瀧口清韻


 あけぼのに起こされ目を覚ます とその時、布団の中の私は数息観を心がけてみる。呼吸そのものに満たされ一日がはじまります…(?!) 『あけぼの』に投稿させていただくのは、今回で2回目です。今回も自己紹介を織り交ぜ、書かせていただきたいと思います。 私は仕事で(音楽の仕事ですが…)週に2、3日は東京へ出かけます。仕事の場においても、以前より増し音楽の底力に鍛えられております。それからゆきかう人々と、街中や乗り物の車中においても、人々と向き合うときにも、みんな本来の面目を仰ぎ、そして進んでゆく姿なのだ、とあらためて知り、学びはつながれている! と感じるようになったしだいです。さらには、静座と取り組んだことの無い実母や義母たちとも、本来に向かいて、日々ゆかしく過ごしてもらえる様お側に居よう……これぞ介護道の醍醐味です。

 ……2月、千葉に大雪が舞いました。雪止んである日の午後、久しぶりに私は道場をお訪ねし、妙珠先生と庭に咲く椿の花の名をひとつひとつていねいに教えていただきながら、雪どけ道の散歩をご一緒させていただきました。歩みが南寮の近くまでまいりました。雪の重みを受けてか、中芯が折れ、倒れかかってる紅梅の枝先に紅色を含ませた美しい梅の花がお見事に咲いていました。梅の木の根っ子も香り放つ花の美も真、ひとつとなり、たんたんと生きている。この眩しさに私は驚かされました……。



 転居したばかりの我が家の窓の向こうにも桜の大木が鎮座しています。

 もうすぐしましたら、リハビリの病院から義母が退院、新居に帰ってまいります。きっと窓辺のこたつに暖をとりながら桜の光に包まれることでしょう。

 植物の眩しさに、私は襟を正したいと思います。

合掌

『あけぼの』第21号(平成26年5月)より転載

プリンタ用画面
前
道場の椿 佐藤妙珠
カテゴリートップ
講話・随筆