人間禅道場

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一花(開)天下春


 
      
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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
私どもは一般の方のための開かれた道場を目指しております。姿勢を正し、ゆったりと深い呼吸をすることによって、心の安らぎを得る、数息観という行をお教えいたします。どうぞお気軽に静坐会にご参加ください。
 
平成二十九年一月    今月の禅語
一花(開)天下春  一花(いっか)(ひら)いて)天下(てんか)(はる)なり

服部(はっとり)(らん)(せつ)に「梅一輪一輪ほどのあたたかさ」という有名な句があるが、これはそれと同じように、長い冬が終わって春の喜びを表現した句である。
しかし禅者は、この「一花開く」を単に梅や桜の花の咲くことだけにとどめず、「(しん)()開く」こと、すなわち長い忍苦の修行のかいがあって悟りのひらけることの意味にとって、この句を珍重するのである。事実、悟りが開け、その悟りの眼で眺めてみると、釈迦が開悟した時に思わずさけんだように、人間はもとより禽獣(きんじゅう)虫魚(ちゅうぎょ)も山川草木もみな成仏して、それぞれに大光明を放っており、昨日まで穢土(えど)と思っていたこの娑婆(しゃば)世界が、そのままで極楽浄土であることに気がつく。このように開悟すれば娑婆即浄土であり、大調和の世界である、まさに「天下春なり」である。この句はそれを詠っているのである。
芳賀幸四郎著「禅語」より  人間禅
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