人間禅道場

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回光返照【えこうへんしょう】
      

 この四字は「臨済録」「普勧坐禅儀」などにみえ、禅の修行上の要諦を示した語である。禅の修行の基本は見性成仏をはかること、仏性を発見し把得し、さらにこれを長養することである。
 ところでこの仏性は、趙州が「真仏 屋裏(おくり)に在り」と説いているように、本来、自己に宿っているのであるから、自己へ、内に向かって求めればよいのに、「仏性を探してこい」というと、初心者のほとんどは、経典やその注釈書、あるいは禅書などに何か書かれてないかと、いわば自己の外へと探し求めるものである。しかし、これでは探し求める方向が反対であるから、あせればあせるほど、仏性の本当の在り場所から遠ざかってしまう。
 この探す方向のまちがいと、「牛に騎(の)って牛を求める」ことの愚かさとに気づき、外に向かって求める心を翻(ひるがえ)し、求める方向をグラリと内へ向けて転回し、この身心を離れずに仏性を照見すること、これを回光返照というのである。

芳賀幸四郎著「新刊一行物―禅語の茶掛」上巻より 人間禅

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