人間禅道場

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ブログ - 花のしらせ

花のしらせ

カテゴリ : 
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執筆 : 
人間禅道場 2018/12/27 5:00
その香りに気づいたのは、一昨日の朝玄関から庭に出た時だった。俳人をして『臘梅(ろうばい)の落とす雫に香りあり』と詠ましめた臘梅の開花を知らせる、清楚で甘い香りだった。

一見すると、空を指す枝の蕾はまだ固そうで、開いた花はほとんど見当たらないが、木の下のほうで横に伸びた枝で葉に守られるように花を開いていた。
寒風に直接晒されない分、少しは暖かいのだろう。

ところで、特にここ数年、花をつけた臘梅の木全体の様子に変化が現れているように感じる。
どなたの句か、『暖冬や黄葉(こうよう)残し咲く蝋梅』というのがあったが、黄葉どころか青葉を残して咲くこの頃の拙庭だ。
以前は、残った黄葉も色あせて、ほとんど枯れ葉色をした葉をわずかに残して咲くのが普通だったように思う。

ともあれ、臘梅の黄色が空や海の「青」で映えるように、青葉を残して咲く臘梅は、なにやら格調が上がって見える。

紅葉すでに地に落ちたこの冬の中でこの花ばかりは、その花といい、香りといい、葉といい、ひとり春の歌を歌う。

私たちも、この臘梅のように、この冬を歌いたい。
 
 徳利山


写真上…「素心」
写真下…「満月」
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