人間禅道場

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ブログ - 最新エントリー

第331回 坐忘句会

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人間禅道場 2018/10/22 12:02
331回坐忘会が平成301021日に開催されました。場所人間禅道場南寮会議室

ひさびさに秋らしい天候にめぐまれた好い日、若手の新人を迎え、いつにも増して活気ある句会となりました。新人の名は 北川光舟さん、中央支部の期待の星です。
参加者10名、投句者名の101句から参加者の選句で最高得点となった句を紹介します。(順不同)

 白扇やうらもおもても秋にして       幽谷先生
 
 鯊釣りて鍋一杯に叱る母          温 雄

 流れ星つかの間という人の世        玄 妙

 身にしみて学徒出陣記録閉づ        蜂 生


十月三日次兄逝く
 行く道の秋の(ともしび)一つ消え         竜 穏

 鯊釣りや沈没軍艦ある浜辺         桃 雲

 那須岳の流星群に拍手わく         妙 珠

 秋風に何か急かれる齢かな         蕉 山

 江戸文字や軒も背中も秋祭り        幽 水

 すぐ(そば)に微動だにせず蝦蟇(がまがえる)         道 妙
 
 刈込めば秋の日当たる孔子像        義 幸

 新涼や蚊遣りの欠片(かけら)小机に         眞 澄

 琵琶の会(ただす)の森も月を待つ         慈 啓

 ボージョレをグラスかたむけ夜長かな    光 舟


同点句がある場合は筆者独断で一句を選びました。                  

桃雲記

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金波銀波

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人間禅道場 2018/10/22 6:00



 
銀波見て
やがて目に入る
金波かな

内房保田の夕べ    徳利山

されど…日常はhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/1F4A6.png

同級生
金歯銀歯の
談笑かな

寄る年波    徳利山
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考案! 栗の「鬼皮煮」

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人間禅道場 2018/9/29 20:17
ここ1ヶ月余り、毎朝のように自宅の隣りにある実家の栗林に入っては、栗拾い、栗採りに興じてきた。

大きな紙袋に炭バサミがあれば、イガごと次々と袋に入れていき、あっという間に満杯になる。そのまま自宅庭の片隅に持ち帰って両足と炭バサミを使ってゆっくりと身ぐるみを剥がすのだ。

落ちてないイガ栗も、イガが茶色味がかっているものはほとんどイガが割れていて中の栗の実が栗色の顔を覗かせており、そういうイガ栗は炭バサミで挟んでちょっとヒネルと簡単にもぎることができる。

有り余る栗を人にあげたり塩ゆでしたりしているうちに、フト思った。塩ゆでしてはスプーンで食べるために包丁で半分にしてきた栗。白い中身があらわとなった半栗。これをそのまま甘く煮てはどうだろう? さながら手間のない「渋皮煮」のように。

渋皮煮は手間がかかる。まして栗がふんだんに採れるのをいいことに作る量を欲張って、「二度と作りたくない」と閉口した昨年の、自身の思いもまだ記憶に新しい。             
私の姉などは、大昔に一度だけ挑戦した時のことを思い出して、「気が狂うほどだったhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/1F4A8.png」と述懐したほどだ。

渋皮煮を、愚痴ひとつ言わずに毎年繰り返す御仁を尊敬する。

鬼皮煮の作り方は簡単だhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/2757.png塩ゆでして半分に割った栗を砂糖で30分ほど煮るだけ。火を止めて好みでブランデーを一回り注いで、冷めるのを待つだけ。

しっかり味を染みさせたいなら冷蔵庫で23日眠らせるだけ。

今のところ好評。食べ方はスプーンに限らない。ゆで栗を半分にするとき、鬼皮にほんの少し包丁で切り込みを入れておくと、柔らかくなっている鬼皮も簡単に指先で剥け、渋皮ごと食べることもできる。



101日月曜日に自然湧命会に整体の御予約をいただいている方々には是非ご試食をしていただこうと……https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/1F604.png

さて、ここで栗の実の構造の種明かし。 実は、栗の実の部分は表面の鬼皮と言われる硬いところと、その内側の渋皮のところまで。その内側の白くて美味しいところは種。

ビッ栗しタネhttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/1F628.pnghttps://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/1F4A6.png

栗の「鬼皮煮」。話しの種になれば幸い。


採っ栗山https://s.yimg.jp/images/mail/emoji/docomo_au/1F330.png
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第330回坐忘会

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人間禅道場 2018/9/25 23:53
第330回坐忘会が、平成30年9月23日に開催されました。
場所は人間禅道場南寮会議室。

今月の句会は待ち遠しかった秋の気配が少し感じられる日でした。これまでになく多くの参加者があり、盛り上がった楽しい会になりました。

参加者12名、投句者2名の100句から参加者が選んだ高得点句を紹介します。
(順不同)

 用なしの案山子は小屋の主(あるじ)とす  幽谷先生
 
 縄文のビーナスの尻烏瓜          温 雄

 烏瓜去年のありかこのあたり        玄 妙

 秋時雨信濃の旅を締め括る         蜂 生

 早稲の香を嗅ぎつゝ刻む万歩計       竜 穏

 秋時雨老躯無言の診療所          桃 雲

 小康に筆とる和室秋の夕          妙 珠

 面打ちの仏師の背なに虫の声        蕉 山

 文句なし白き長皿焼き秋刀魚        幽 水

 片陰の切れた所は急ぎ足          道 妙
 
 台で弾押し込む射的秋まつり        義 幸

 負け力士降り行く背(せな)や秋の暮    眞 澄

 遺稿集閉じて残暑の夜深し         慈 啓

 曼珠沙華濡れて妖しジャガタラお春     元 山


桃雲記

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前回、年一回座布団を乾燥することをお話したが、実施予定が遅れて、やっと昨日(9月17日)、業者が来山し、作業員が乾燥機搭載のトラック数台を駐車場に持ち込み、作業となった。

 丁度この時に、耳順会が開かれた。幸いにも、座る人数分の座布団は乾燥済みで、支障はなかった。しかし、本堂内片側には、まだ、これから乾燥させる蒲団、毛布などが積まれていたので、空いている部分を坐る場所とした。従い、聖司の位置は、本来の壁際ではなく、部屋の真ん中となったわけ。座布団は余熱で暖かく、頭寒足熱ならぬ、頭寒尻熱の状態で坐ったが、居眠りの人はなかったようだ。座禅の後、座布団は乾燥が全部終わり、玄関に持ち込まれていたので、全員で二階へ持ち上げ、収納した。前回述べたように、やはり中身の熱膨張があり、押し込むような形で所定場所へ納めたのである。

 なお、「布団」は「蒲団」とも書くが、水原秋櫻子編『俳句歳時記』によると、冬の季語で、「語源は、蒲(がま)の葉で編み座禅などに用いる円座からきているので「蒲団」と書くのであるが、近ごろは当て字で「布団」とも書くようになった。」とのことである。「座布団一枚取ってください!」 は、禅堂のほうが「笑点」よりも、歴史的には、ご縁が深そうだ。                                                                                                         

幽水

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「座布団一枚取ってください!」

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人間禅道場 2018/9/5 11:28

先ごろ、落語の桂歌丸師匠が亡くなったが、「笑点」で長く司会を務められた。御存じのように、大喜利では、司会が問題を出し、機転の利いた回答には、「座布団一枚上げてください!」、ひどい答の時は「取ってください!」と言って、増減する回答者の座布団が、脇役ながら、視聴者の笑いを誘う大きな役割を果たしている。

座禅でも、座布団は、縁ならぬ尻の下で、目立たないながらも大事なものだ。脚を結跏または半跏に組んだとき、そのままでは、不安定であり、尻の下には、半分に折り重ねた座布団を、通常二枚敷く。しかし、脚の長さや状態あるいは体形によって座布団を増減するのである。そういうわけで、不慣れな人の指導のとき、「一枚取ってください!」が出ることがある。
 詳しくは、立田英山老大師の『数息観のすすめ』にある「臀の下の蒲団の高さを加減することを面倒がってはいけません。でないと、坐禅が長つづきしないばかりでなく、どこか筋肉の収縮に不平均があって、知らず知らずのうちに上半身が揺れだしたり、病気を誘発することがあります。」の前後をお読みいただきたい。
 座布団も使っていると汚れてくる。道場では、毎年一度八月後半から九月初めごろにカバーを洗い、数百枚の座布団は業者に出して乾燥させている。現在搬出などの作業中だ。戻ってくると、中身が膨張して、元のカバーからはみ出るものもあるが-----              

幽水
 
 

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8月27日耳順会ー静坐のあとー

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人間禅道場 2018/9/1 10:03

 静坐中は、役位が坐相を注意したり、禅堂に出入りする人が許可を得たりする外は静粛が保たれ、また、1時間の静坐の後、そのまま退堂すれば、人と話しをするということはない。このように書くと、お互いに打ち解ける機会がないように感じるかもしれない。

 しかし、耳順会では、静坐のあと、自由にいろいろなことをしているのである。

 月に一回は会員の連絡や、有志の詩吟の稽古の機会とし、普段、第3月曜には、お茶の先生が点てたお茶を飲みながら、懇親を図っているが、27日は先生のご事情もあり1週間遅れでお茶の日となった。暑い時でもあり、茶室での温かい抹茶を略し、典座寮での水茶(抹茶の粉を冷水で溶く)となった。普段、茶室の雰囲気もあり、床の軸や禅語、活花等の話題から始まり、種々の話となるが、この日は、時節柄、ある会合の暑気払い幹事を務めた人の話を皮切りに、当耳順会のメンバーや一般の酒の好み、最近の変化、男女での酒量の違い、会費のこと、飲み放題のことなど次々と話題となった。確かに、酒は、多くの人の共通の話題の一つだろう。

 このほか、年に数回、静坐後、有志が近所のイタリアンなどへ行き、昼食を共にしながら歓談しており、新規参加者も、数カ月もすれば、古いメンバーと打ち解けるようになるのである。

幽水

 

 
 

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秋、初ひろい

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人間禅道場 2018/8/25 8:42
春の嵐で
落ちることが気がかりな
花もあれば

秋が近い台風で
落ちることを夢見る
実もある

胸さわぎの風
肌を打って
4時の目覚め


 
徳利山
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第326回坐忘会

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人間禅道場 2018/8/22 10:37
第326回坐忘会が、平成30年8月19日に開催されました。
場所は人間禅道場南寮会議室。

齋藤幽谷先生には今回もまた、猛暑の中、横浜からお越し頂きました。

参加者9名、投句者5名の102句から参加者が選んだ各自の高得点句を紹介します。(順不同)

新涼や海月(クラゲ)は海の色もたず       幽谷先生
 
古里の絶へて幾年盆踊り              温 雄

夏燕風より低く地を這へり             玄 妙

義姉(あね)一人残る古里盆踊り          蜂 生

蝶高く飛んでる今日の晩夏光            竜 穏

稲光雷鳴までの息づかい              桃 雲

向日葵のゆらら迷路に声高く            妙 珠

街裏に戻りて進む踊りの輪             蕉 山

温泉(ゆ)の鏡老躯をはたと秋の風         幽 水

蝉落ちて蟻の様子見始まりぬ            道 妙
 
災害にそっと叩くや西瓜割り             崇

大花火空打ち固き音立てる             義 幸

蚋(ぶよ)払う牛尾の自由自在かな         眞 澄

壇上の菖蒲ハタリと式に咲く            慈 啓

桃雲記
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内原武道修錬会に参加して 

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人間禅道場 2018/8/22 9:23

魁星です。

この818日(土)と19日(日)に茨城県水戸市内原にある日本農業実践学園で鹿嶋神伝直心影流「法定の型」の稽古に参加してきました。

普段の宏道会の稽古では、法定の型は殆ど稽古がやれていなくて、当日は恥をかきに行ったようにも思ったのですが、私の性格からして恥をかかないと本気で学べないのだと思い直して稽古をしました。
稽古に限らないですが、何事も気持ち一つのところがあって、厳しいメニューの稽古でも少しでも楽に稽古をしたいと考えがちですが、平野先生はこれは「行」であるからあえて厳しいやり方で行うようにしていると仰ってました。稽古に対する心構えを学ばせて頂きました。

型の稽古は、打突があるわけではないので竹刀剣道と比べて緊張感が緩みがちなのですが、この稽古は、扱っている木刀を本物の真剣だと思って稽古をしろというのが基本にあるため、緊張感を感じながら稽古が出来ました。

平野先生の口癖ですが、「正しい稽古をすれば上達するが、間違った稽古をしていたら下達してしまう。正しい師匠について正しい稽古をするように」と仰っていました。稽古の時に下達していないか、これからも気を付けながら稽古を続けていこうと思っています。

また、来年の武道修錬会が楽しみです。

魁星記
 


 
「無心堂に掛けられている武道訓」

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